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僕らのワンダフルデイズ



2009年11月7日(土)より角川シネマ新宿ほか全国ロードショー


 病気で残された時間はわずか。いまの自分が愛する家族に残せるもの、それは“音”だ! 『僕らのワンダフルデイズ』は、さまざまな事情を抱えながら50代を過ぎてバンドを再結成した男たちの、笑って泣ける大人の青春映画だ。
 主人公でバンド・シーラカンズのボーカル・藤岡徹を演じるのは、『山形スクリーム・・・


2009年/日本映画/113min/35mm/ビスタサイズ/DTSステレオ
配給:角川映画


作品詳細『僕らのワンダフルデイズ』



『アンヴィル』は音楽で結ばれた2人の30年以上にわたる友情の話とすると、この作品は余命半年と知った竹中直人扮する藤岡が、高校時代の仲間を集めてバンドを再結成する事で友情を再確認する話だ。

竹中直人の余命半年と知った時の狼狽ぶりは、彼のオーバーアクションで深刻な部分なのに何故か笑ってしまった。竹中直人の演技とボーカルがこの映画のポイントだろう。奥田民生の音楽が同世代の空気感をよく醸し出していると思った。

就職してそれぞれの環境が異なってしまった中、衝突しながらもコンテストに向かって徐々にお互いを許し、認め合って団結していく様子がバンドの練習風景と共によく描けていると思った。人生の折り返し地点を過ぎた時、高校時代の輝かしい時代に戻りたいという思いや家族に自分の存在を何かの形として残しておきたいという気持ちと親の介護や子供の結婚や将来等という家庭の問題も盛り込んだ誰にでも共感できる作品だった。

評価: 執筆者 : mimosa(ユーザーレビュー) ..................date : 2009/11/23



竹中直人のオーバーアクションの演技についていけるかどうか、でこの映画の好き嫌いが分かれるかもしれない。
前半、他人の余命半年の話を立ち聞きして、完全なる思い込みで自分が末期がんと思い込んでしまう演技はどうみてもふざけているとしか思えないほど大げさなリアクションでこの映画はコメディか、と思っていたが、途中から少しずつ、しみじみとした映画になっていった。
余命半年、と思い込んだために竹中直人演じる藤岡徹は高校時代していたバンドを復活させようとするが、逆に考えると、そのような残り時間を意識していなければ、結局日々を漫然と過ごして、バンドをやりたい、と言う想いも心の片隅に持っているだけで実現のために奮闘しようとはしないのではないか、と思った。
ストーリーとしては、まあ、予想通りのストーリーではあるが、バンドメンバーになる役者さんたちが珍しい組み合わせだったのが面白かった。特に芸達者な4人に稲垣潤一という一人だけ異分子のような組み合わせは不思議な感じだった。
彼は本業が歌手であるので、もちろん演技が上手というわけではないが、「親の教えで〜」という、ぼそっとたまにいう台詞がにやりとさせて存在感があった。
またアン・ガールズも出演しているが、意外な役で画面に出てきたときはそれだけで笑ってしまった。
最近元気のないおとうさん世代に見て欲しい映画だ。

評価: 執筆者 : 及川(ユーザーレビュー) ..................date : 2009/10/25



正直あまり期待していなかったんですが、予想以上に感動しました!
後半ずっと泣きっぱなしでした!

癌で余命半年と知った主人公が「家族に音を残したい」と、高校時代に活動していたバンドを再結成し、バンドコンテストの出場を目指す。

すっかり自分が末期癌だと思い込んでしまった主人公のうろたえっぷりがとにかく滑稽で笑えます。
周囲のやる事成す事、全てを悪い方に受け取ってしまう、思い込みの激しい主人公を竹中さんが、そのコメディセンスを如何無く発揮して演じています。

生活に追われ、様々な事情を抱えるかつてのバンド仲間達。
本音を言えば、とてもバンドなど出来る状況では無いのに、友人の為に時間を作ってくれるその友情に感動しました。

バンドメンバーを演じる宅麻伸さん、斉藤暁さん、段田安則さん、芸達者なベテラン俳優陣の役柄を心得た素晴らしい演技は安心して観ていられました。
その中で一人異彩を放っていたのが新メンバーを演じる稲垣潤一さんで、演技の方はご愛嬌ですが、とても良い味を出してました。

奥田民夫氏プロデュースの音楽もとても良かったです。

生きている事に感謝したくなる、心温まるハートフルムービーでした。
「60歳のラブレター」「最高の人生の見つけ方」などが、お好きな方にお薦めです。

評価: 執筆者 : T.K.(ユーザーレビュー) ..................date : 2009/10/21

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