アンヴィル!夢を諦めきれなかった男たち
2009年10月24日TOHOシネマズ六本木ほか全国ロードショー
▽世界応援団長にキアヌ・リーブス!
ダスティン・ホフマン、マイケル・ムーアが絶賛するドキュメンタリー映画、遂に日本公開決定!
2009/アメリカ/81分/
提供:ソニーミュージックエンタテインメント
配給・宣伝アップリンク
▽作品詳細『アンヴィル!夢を諦めきれなかった男たち』
ひょっとしたら家族より一緒に過ごす時間が多く、お互いを言葉に出さなくても深く理解しているドラマーのロブとギター&ヴォーカルのリップス。その二人にベースとギターのサポートメンバーを加えたバンドがアンヴィルというへヴィメタルロックバンドだ。
30年間という人生を共にバンド活動に捧げた彼らの友情と音楽に賭ける情熱が胸を打つ。決してビジュアル的にはいけてない彼らなのだが、各地のコアにファンがアンヴィルの演奏を待っている。小さなハコのライブハウスから収容人数1万人の会場まで、ファンが待っているという思いで彼らは演奏する。しかし悲しい事に演奏活動だけでは、生活できない。でも、ファンが待っている。ファンにライブを見せたい〜その気持ちにこたえる為にバイトをしてライブに費用を稼ぐ姿が印象的だ。
最盛期には、ボンジョビとも共演した事があるというアンヴィルは過去の栄光に決別出来ないでいる。新曲を売り込みいったレコード会社でも「今の音楽シーンにそぐわない」と断られる。それでも、”今やらなければ人生は終わってしまうんだ”というリップスの前向きさが夢というものを夢で終わらせない為には地道な努力も必要なのだと思わせる。そして、諦める事なく追い続けるロマンの大切さを教えてくれる映画だった。なんといっても、演奏している2人の生き生きとした姿にこちらも元気を貰った。
評価:
執筆者 : mimosa(ユーザーレビュー)
..................date : 2009/11/22
普段メタル・ロックなど聴かないので、「アンヴィル」というグループの存在自体知らなかったが、音楽関係のドキュメンタリーにはいい作品が多いので、この作品もちょっと期待していた。
映画は20年くらい前の日本でのライヴから始まり、来日していた、ということも驚きだったが、なにより、30年も前からずっとアンヴィルとして活動していた、ということに驚いた。しかもリップスとロブ、二人がアンヴィルを作り、今もそのメンバーでいる、というのがすごい。
ローリング・ストーンズも長いが、彼らとの違いは”売れてない”ということだろうか。音楽では生活できなくて、普段は普通に働いていて、ツアーには休みを取って出かける、というバンドは殆ど趣味といってもいいような暮らしぶりだ。
そのツアーですらも殆どギャラは出なかったり、移動がうまくいかなかったり、という散々なありさま。
普通、売れなくて30年も続けるグループなどない、と思うが、彼らはなぜ続けられるのだろう。
その答えは映画を観ているうちに分かってきた。本当に音楽が好きで、また二人の友情があるからこそ、続けられたのだ。
映画のラストは再度日本に来日してのライヴだった。彼らは観客が5人しかいなかったら、どうしよう、とすごく心配しながらステージに上っていく。みているこちらもなんとか会場いっぱいに人が入って欲しい、とハラハラしながら、スクリーンを見つめていたが、たくさんの観客がいるステージをみてほっとした。
売れなかったのは、ちゃんとしたマネージャーもいなく、自分達でなんでもしようとしたからでは、と思うのだが、今回のこの映画で広く知られて今度こそ、ヒットするのでは、とアンヴィルを応援せずにはいられない。
評価:
執筆者 : 及川(ユーザーレビュー)
..................date : 2009/11/01
期待を上回る笑いと感動を貰いました!
同じメタルバンドからは評価が高いのに、世間からすっかり忘れ去られてしまったバンド、アンヴィルに密着したドキュメンタリー。
サーシャ・カヴァシ監督は、かつてアンヴィルのツアーにローディーとして同行していたという経歴の持ち主なので、彼らに対する愛情、愛着、思い入れが感じられるドキュメンタリーになっています。
冒頭、80年に日本で行われたロック・フェスでアンヴィルが演奏するシーンと対比するように、現在の彼らの様子が流れます。
バンドの中心人物のリップスは、食事のケータリング会社で運転手をしながらバンド活動を続け、一番の理解者であり、親友でもあるドラム担当のロブは、リップスの愚痴と妻の苦情に耐えながらバンドを続けている・・・。
ある日彼らにヨーロッパツアーの話が舞い込む。
移動は電車と車で、切符が取れなかったり、時には駅で寝泊りする事もしばしば。
どの会場も100人に満たないキャパ数で、結局ギャラもろくに貰えなかった・・・。
それでも成功を夢見る彼らは、アルバム製作に乗り出すが、それには莫大な費用が掛かる。
アンヴィルの昔からのファンが経営する通販の会社で働いて何とか資金を作ろうとするが、上手く行かない。
リップスの姉が援助してくれる事になり、何とか製作にこぎつけるが、ストレスが溜まったリップスがロブに八つ当たりし、大喧嘩に発展してしまう。
二人が和解するシーンが、まるで愛の告白を聞いているようで、強いメンバー愛を感じ、ジーンとしました。
完成したアルバムを自らレコード会社やラジオ局に売り込むが、どこも反応はイマイチ・・・。
落胆するリップスの元に日本で開かれるロック.フェスに参加して欲しいとの電話が入る。
彼らの出番は一番目で時間も昼間。
果たして観客が来てくれるのか?
5人しか観客が居なかったという辛い経験もしている彼らが不安に陥る中、いよいよフェスが始まる。
果たして、そこには超満員の観客が、彼らを迎えてくれた。
まるで80年のあの日のように・・・。
このラストシーン、まるで自分の事のように嬉しくて、涙が止まりませんでした。
リップスのロック少年がそのまま大人になったようなピュアな笑顔にとても癒されました。
苦境にもめげず、30年も夢を追い続けている彼らにとても感動しました。
上映後、生演奏を披露してくれたアンヴィル。
生粋のアンヴィルファンに混じり、にわかファンの私も一緒に盛り上がりました♪
余りの盛り上がりに、予定では1曲のみだったのに、もう一曲披露してくれました♪
盛り上がる私達観客を見て「日本は私達にとって本当に特別な場所なんです」と涙ぐむ監督に、貰い泣きでした。
笑い、涙、感動、勇気、元気を貰える、最高に楽しいドキュメンタリー映画です!
心からお薦めします!是非ともご覧になって下さい!
評価:
執筆者 : T.K.(ユーザーレビュー)
..................date : 2009/10/21
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