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チェブラーシカ
YEBYPAWKA
2002年3月21日DVD発売/2002年3月21日ビデオ発売&レンタル開始
2001年7月21日より渋谷ユーロスペースにてロードショー



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ロシアのキュートなアニメーション




1969年/ロシア/スタンダード/64分/
配給:プチグラパブリッシィング
配給協力:クロックワークス


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解説

ロシアのアニメーション『チェブラーシカ』シリーズ。本作はロシアの児童文学作家であり、詩人でもあるエドワード・ウスペンスキー原作、ロマン・カチャーノフ監督による作品です。子グマに似た(モンチッチにも似ていますね)架空の可愛い動物チェブラーシカが、ワニのゲーナと出会い、子供たちとの楽しい一時や、小さな冒険などの、3つの短編からなっています。30年程前の古い作品ですが、今、若い観客に充分アピールできる力を持っている作品であり、キャラクターであります。
原作本『チェブラーシュカとなかまたち』は新読書社より発売中です(1976年刊行で、絵柄はかなり違います)。

《ロマン・カチャーノフとは?》
カチャーノフは児童向け人形アニメの代表的な作家であり、特に子供達には永遠のアイドルとなった、仔熊の"チェブラーシカ"とワニの"ゲーナ"のキャラクターの生みの親として有名である。
46年に連邦動画スタジオの監督コースに入り、47年修了。以後の12年間はL・アタマーノフやI・イワノフ=ワノら漫画アニメの巨匠達の代表作で美術監督を勤める。その後、同スタジオに最初の人形アニメ製作集団が結成されるや人形アニメーターとなり、58年、A・カラノーヴィチと共同で『老人と鶴』を製作して監督デビューを果たした。
彼は人形アニメという全く未経験な新しい芸術の独自の美学に熱心に取り組んだ。そしてその成果が『手袋』(68)であり、この作品で試みられた"幻想的リアリズム"の手法はアヌシー国際アニメ映画祭第一賞他に輝くなど国外でも高い評価を受けた。続いて、同じ手法を用い、父親に寄せる少年の心情をリリカルに綴った『手紙』(70)やセルゲイ・ミハルコフの脚本に基づくファンタスティックな寓話『ママ』(72)を発表、独自の創造スタイルを確立する。
また、チェブラーシカとゲーナが登場する人気シリーズ(『ワニのゲーナ』69他)の他、いまもなお民衆の心に残る革命のシンボルを熱っぽく語った『オーロラ』(73)や、長篇SF漫画アニメ『第三惑星の秘密』(81)に挑むなど幅広いジャンルの作品を手がけている。
詩情溢れるおとぎ話的な世界、非現実的なキャラクターを通して真に人間的な感情、内的体験を創造し、観客を巧みに社会問題や人間関係のテーマに導く独特のドラマトゥノレギーがカチャーノフ芸術の活力といわれている。1921年生れ。



ストーリー【ネタバレの可能性あり】

「チェブラーシカ」
昔、ぼくはうっそうとした熱帯のジャングルに住んでいました。ある日、ぼくは朝早く目が覚めて、ちょっと散歩して新鮮な空気を吸おうと思って出かけました。散歩していると、大きな果樹園の近くにオレンジの入った箱がいくつかあるのに、突然気づきました。ぼくはおなかがすいていたので、そのうちの一つの箱の中に入り込んで、朝ごはんを食べることにしました。ぼくはオレンジをまるまる二個食べて、動くのがしんどくなってしまったので、果物の上に横になって眠ってしまいました。
気がつくと暗くなっていて、箱から出ることができなくなっていました。箱は釘でふたをされてしまっていたのです。そこでぼくはもう少し食べてから、また眠ってしまいました。箱が開けられた時、オレンジがほとんどなくなっていることに気づきました。ぼくはすっかり太ってしまっていて、すわることができなくなっていました。手足がしびれてしまっていたからです。そのせいで絶えずばったり倒れるものだから、ぼくはチェブラーシカと名づけられました。
ぼくの外見の特徴は(ご覧のとおりですが)、目は大きくてみみずくみたいにぱっちりしていて、頭は丸くて、しっぽはふわふわで短いです。体全体はこげ茶色で、でも耳については何も言いたくないです。基本的に学問上知られていない動物です。でもみなさんがぼくと仲良しになってくれたらいいなと思っています!


「わにのゲーナ」
わにのゲーナはチェブラーシカがやってきた町にある小さなアパートに住み、動物園でわにとして働いていました。仕事内容は、おりの中にあるプールのわきの日なたに寝そべっていることです。おりにはこんな看板がかかっていました。
"アフリカわにのゲーナ 50歳 えさをやってもなでてもかまいません"
ゲーナは現在もう50歳を過ぎていますが、わにの寿命から考えるとかなり若いです。ゲーナの性格は、やさしくて礼儀正しくて、ちょっとメランコリックなところがあります。しかし気性の荒いアフリカのわにの血筋ですから、誰か気に入らない恥知らずなやつを必要とあればなぐることもできました。
ゲーナは手が短いのでバイオリンは弾けませんが、アコーディオンをうまく弾くこととすてきなバリトンで歌うことをマスターしました。ゲーナはとてもまじめで几帳面で責任感の強いわにで、辞典や教科書、あるいは列車の時刻表といったまじめで正確な本を読むのが好きです。
ゲーナのたった一人の親戚であるおばあちゃんは、アフリカのナイル川のほとりに住んでいます。ですから長いことゲーナは一人ぼっちでした。ひまな時間の唯一の気晴らしは、一人でするまるばつゲームでした。しかしある日、ゲーナは自分の生活を変えようと決心しました。友だちを持たずに生きていくのは間違っているということに気づいたのです。
そこで町中にちらしを貼ることにしました。


「怪盗おばあさんシャパクリャク」
おばあさんは見た目は感じのいい、小柄ですばしこいおばあさんで(この人の年齢に関しては、礼儀作法にのっとって言わないことにしましよう)、飼い慣らしてある、灰色でずるがしこいどぶねずみのラリースカと一緒にあちこちに出没します。ラリースカはご主人様の黒い小さなハンドバッグの中に住んでいて、ひもにつながれて散歩しています。
シャパクリャクの仕事は『悪いこと』をコレクションすることですが、これは彼女が悪人で意地悪だからではないのです。シャパクリャクは単に有名になりたいだけで、よいことをしたのでは有名になれないと思っているのです。それで彼女は鳩をパチンコで打ったり、通りがかりの人にバケツで水を浴びせたり、ごみ箱をひっくりかえしたり、どぶねずみのラリースカでみんなをびっくりさせたり、横断してはいけない場所で道を渡ったりし、そのため警察の『悪ふざけをする年金生活者監督局』の帳簿に登録されています。
シャパクリャクばあさんがまだおばあさんではなくて若い女性だった頃、彼女はアメリカでスパイの仕事をしていました。まさにそこで、彼女はつまらない嫌がらせや悪行の多くを学んだのでした。しかし現在、彼女はアメリカに行くことができません。FBlにはこんな但し書きと一緒に彼女の写真が貼られています。『この女性、以下の容疑で手配中。バットマンの自動車のタイヤをパンクさせ、バックス・バニーのにんじんに農薬をかけてだめにし、ミッキー・マウスのしっぽに空き缶をゆわえつけた』


スタッフ
原作:エドワード・ウスペンスキー
監督:ロマン・カチャーノフ


※「本ページの文章は、プレス向け資料をそのまま掲載しており、加筆はしておりません」


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