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トンネル
Der Tunnel
2002年11月29日よりDVD発売&レンタル開始
2002年4月13日(土)よりシャンテシネにて独占ロードショー



(C)2001 BETA FILM ALL RIGHTS RESERVED
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涙が涸れる前に、あなたに会いたい――
1961年、ベルリン。歴史に翻弄された人々の真実の物語。


2001年モントリオール国際映画祭 コンペティション部門観客賞受賞
2001年パーム・スプリングス映画祭 コンペティション部門最優秀作品賞受賞
2001年ドイツ映画祭(ロサンゼルス) オープニング作品観客賞受賞
2001年ドイツ映画祭(パリ) オープニング作品
2001年ニューヨーク近代美術館・新ドイツ映画祭 オープニング作品

2001年/ドイツ/167min/カラー/シネマスコープ/ドルビーSR
後援:ドイツ連邦共和国大使館、東京ドイツ文化センター
協賛:ルフトハンザドイツ航空
配給:アルシネテラン


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解説

東西冷戦下、命を懸けてヘルリンの壁の下に
145mのトンネルを掘った人々がいた…

1989年11月9日、ベルリンの壁崩壊のニュースは世界中をかけ巡った。自由となったドイツの人々は歓喜に満ちた表情で壁の上によじ登り、またその傍らでは壁を叩き壊している人々の姿がブラウン管を通して伝えられた。東西ドイツ統一の象徴が壁の崩壊であったなら、ドイツ分断の象徴もまた、1961年8月13日の壁の出現だった。一夜にして家族や恋人たちは東と西に引き裂かれ、人々はあらゆる手段を用いて東西の垣根を越えようとした。不正書類で出国した人、命がけで壁を越えた人、ハンガリーやオーストリアといった第3国経由で脱出した人、そしてまた、壁の下に145mのトンネルを掘り、脱出を図った人々がいた。
本作は共産主義権力から自由になるため、そして愛する人を助け出すために、9ヶ月をかけて西側の無人工場の地下室から東西ベルリンをつなぐ145mのトンネルを掘り、危険にさらされながらも29人を東側から脱出させたという実話に基づく物語てある。悪条件の中、秘密厳守て計画を進めていくというアクションとスリル、不正出国を阻止しようとする東ドイツ国家保安局との攻防によるサスペンス、そして命を懸けて愛する人を救い出そうとした愛と友情のドラマ。歴史の渦に翻弄されなからも、自らのカで自由を勝ち取った人々の物語が壮大なスケールで展開する本作は、事実だけが持ちうる圧倒的な重みを、誰もか感じずにはいられないたろう。

トイツ国内で驚異の視聴者数700万人を突破、
世界の映画祭でも絶賛の嵐

本国ドイツでは、映画化に先駆けて本作のミニシリーズがテレビで放映された。予め映画化を想定して35mmフイルムで撮影が行われ、スタジオには実際のトンネルさながらの大掛かりなセットが組まれた。製作費は近年のドイツ映画としては破格の約8億円が費やされることとなった。前後篇から成る180分のテレビ版が放映されると、国民の約10人に1人に当たる700万人以上の人々が視聴するという驚異の数字を叩き出した。ドイツのエミー賞(テレビ界のアカデミー賞)と言われるドイツ・テレビ賞では、ベスト・ミニシリーズ賞を受賞、バイエルン・テレビ賞ではローランド・ズゾ・リヒターが監督賞を、ハイノー・フェルヒが主演男優賞を受賞した。
さらに編集し直された映画版は世界中の映画祭に次々と招待され、モントリオール国際映画祭とロサンゼルスのドイツ映画祭では熱狂的な人々の支持を受けて観客賞を受賞、パームスプリングズ映画祭では最優秀作品賞を受賞した。
なお劇中にもあるように、アメリカのテレビネットワークNBCによって撮影された、トンネル脱出を成功させた人々のドキュメンタリー映像は、1963年に放送されると大きな反響を巻き起こし、同年エミー賞のドキュメンタリー部門で見事3冠を受賞したのだった。

ドイツの新鋭ローランド・ズゾ・リヒター監督と実力派俳優たち

世界に衝撃を与えたベルリンの壁をめぐる劇的な物語を映像化したのは、映画のみならず、近年はテレビ界でも活躍し、本作でハリウッドも注目する存在となったローランド・ズゾ・リヒター。奇しくもベルリンの壁が建設された年と同じ1961年生まれのリヒター監督は、特に強い思い入れを持ってこのプロジェクトに取り組み、感動的なスペクタクルを作り上げた。
愛する妹を救い出すためトンネル計画を思いつく主人公ハリーに扮するのは、ヴィム・ヴェンダースやトム・ティクヴァ、フォルカー・シュレンドルフといった人気監督の作品にも出演し、リヒター作品には3度目の出演となるハイノー・フェルヒ。ドイツのブルース・ウイリスとも評されるフェルヒは、元水泳チャンピオンで行動カのあるヒーローを堂々と演じ、高く評価された。また恋人を助けるためにトンネル計画に参加しながら、徐々にハリーにも惹かれていくヒロイン、フリッツィを演じるのは、『バンディッツ』(97)や『CLUBフアンダンゴ』(00)でも人気のニコレッテ・クレビッツ。その他、スパイを強要されている妻と生まれたばかりの子供を東ベルリンに残し苦悩するマチスに、ドイツ・テレビ賞で助演男優賞にノミネートされたゼバスチャン・コッホ、マチスの妻にゴダールの『新ドイツ零年』(91)のクラウディア・ミヒェルゼンが扮するなど、ドイツのTVや映画、舞台で活躍し、リヒター作品にも度々出演している実力派たちが脇を固めている。


ストーリー【ネタバレの可能性あり】

東西分断

選手権大会が行われている水泳会場では、100メートル自由形決勝が行われようとしていた。東ドイツチャンピオンのハリー・メルヒャーは、妹ロッテとその夫テオ、親友のマチスが見守る中、並居るライバルを制して優勝を果たす。人々は興奮に沸いていたが、ハリーが表彰式の壇上で、挑発するように東ドイツの役人との握手を拒否すると、会場は一瞬不穏な空気に包まれた。1953年の反ソ暴動で実刑を受け、4年間を刑務所で過ごしたハリーは、自由を奪う抑圧者たちを負かすこの日を待っていたのだ。しかしこの時、西ベルリンとの国境付近では、兵隊たちがベルリンの壁の建設準備を始めていた。1961年8月12日のことだった。
翌日の未明、東西ドイツを結ぶ通路は遮断された。それまで自由に行き来することができた国境線上には鉄条網が立ちはだかり、一夜にして家族や恋人たちが引き離された。マチスは、妊娠中の妻カロラと下水道を通って西側への脱出を図ったが、追っ手の迫る暗闇の中、妻と離れ籠れになってしまう。結局、カロラは東ドイツの国境警備隊に捕えられ、マチスは1人西側へと辿り着いた。鉄条網はすでに強固なコンクリート壁となりつつあった。
ハリーもまた共産主義の抑圧から逃れようと西側脱出を計画していたが、気がかりは愛する妹ロッテのことだった。しかし娘イナを危険にさらしたくないロッテは、ハリーに1人で逃げて欲しいと頼み込む。ハリーは必ずロッテを助けに戻ってくることを約束して、8月26日、マチスの用意してくれた偽造パスポートと変装によって、東ベルリンの検間所を通り抜けることに成功した。
すぐさま、ハリーはマチスとその友人2人と合流した。フレッドは母親を東ベルリンに残してきており、一方ヴィックは自由のためならどんなことでもする理想主義者だったが、ともに東ドイツの抑圧には反発していた。自由となったハリーの順いは、一刻も早く妹を救出することであり、マチスもまた、妻を取り戻したいと顎っていた。

トンネル計画

そんな折、ハリーはエンジニアのマチスのカを借りて、ベルリンの壁の下にトンネルを掘るという大胆な計画を思いつく。初めは誰もがこのアイディアを無謀すぎると笑いとばしたが、ハリーのひたむきな情熱に動かされ、彼の計画に協力することとなった。彼らは早速、ベルリンの壁に隣接した廃棄工場を借りることにした。そこには地下室があり、土の状態もトンネル掘りには理想的だった。マチスの計算によると、深さが7m、距誰は国境上の壁まで92m、そこから東ベルリン内の空き家まで52m、合わせて約145mを掘り進めなければならない。すぐにトンネル掘りは開始された。
東ベルリンの刑務所に入れられたカロラは、国家保安省のクリューガー大佐からロッテをスパイするよう強要されていた。東ドイツのヒーローであるハリーが祖国を裏切ったことに苛立ちを隠せないクリューガーではあったが、ハリーとロッテの強い結びつきから必ず2人が接触すると睨んでおり、ロッテの脱出だけでも阻止しようとしていたのだ。初めはスパイになることを頑なに拒否していたカロラだったが、お腹の子供の安全を引き合いに出され、決心が揺らぐのだった。
145メートルのトンネルは9ヶ月で完成予定だったが、それは単にトンネルを掘る作業につきものの危険のみならず、地上の人間に見つかってしまう危険も孕んでいた。極秘に作業を進めていたハリーたちだったが、ある日、彼らのもとに1人の女性がやって来る。フリッツィという名のその女性は、ハリーたちがトンネル計画の話をしていたのを偶然カフェで聞きつけ、後を尾けてきたのだった。彼女は東ベルリンにいる恋人との再会を願っていた。作業を手伝いたいと申し出るフリッツィに、初めは皆、疑いの眼差しを向けていたが、トンネルの存在を知ってしまっていることから仲間の一員となる。すぐに仲間の信頼を得たフリッツィだったが、ハリーだけは彼女への不信感を抱き続けていた。しかし、そんなハリーも土砂崩れの下敷きになるところをフリッツィに助けられ、徐々に彼女に心を開くようになる。こうして、晴れてフリッツィは仲間となったが、トンネル作業はなかなか進まず、彼らはさらに仲間を増やすことにしたのだった。

見えない敵

ヴィックはアメリカのパスポートで自由に東西ベルリンを行き来できたため、しばしばハリーの手紙をロッテに届ける役割も果たしていた。その日は映画館で待ち合わせをして、ロッテに手紙を渡すと、彼女は隣にいるカロラを紹介した。彼女も一緒に脱出するというのだ。任務を終えて西側に戻ろうとしたヴィックだったが、検間所でクリューガー大佐に捕えられ、拷問にさらされた。カロラが密告していたのだった。
仲間たちは戻って来ないヴィックの安否を心配していたが、連絡は途絶えたままだった。工場の屋上からは、国境地帯がよく見渡せたが、東ドイツの国境警備隊による警備は日を追って厳しくなっていった。極力音を立てないようにトンネル掘りを進めていたハリーとその仲間たちだったが、ある日、コンクリート壁が出てきたことから、スクリュードライバーの使用を余儀なくされる。どこからか聞こえる物音に気づいた地上の警備隊員は、探知機を持ち出して音の出所を探り始めた。急いでスクリュードライバーの電源を切り、ハリーが息を潜めていたその時、西側脱出を目指して突如突進してきたバスが壁を打ち破り、辺りは騒然となった。その混乱に乗じて、ハリーはひたすら壁を掘り続けるのだった。
クリスマス・イヴの夜、憔悴した姿でヴイックが戻ってきたが、つらい拷問でかつての快活さは失われていた。皆どうしてヴィックがクリューガーの標的となったのかわからずにいたが、マチスの妻カロラの写真を見た瞬間、ヴィックは映画館でロッテと一緒にいた女性だと気づき、カロラがスパイであると感じる。マチスにはそのことを言えずにいたが、ロッテを通じて嘘の情報を流したハリーたちは、カロラがクリューガーと通じていることを確信した。
やがて彼らは経済的援助の必要性から、このトンネル掘りと逃亡劇の生きた映像をおさめたフィルムと引き換えに、アメリカのテレビネットワークNBCと内密の取引をすることにする。ただし、彼らの生命が懸かっているため、この映像は脱出が完全に終了してから放映されることとなった。
自分がスパイだとロッテに告白したカロラにとって、これ以上のスパイ行為は耐えがたいものとなっていた。カロラの曖昧な物言いから、彼女の利用価値がなくなったと判断したクリューガー大佐は、次なるターゲットをロッテの夫テオに定めた。テオは妻とその兄であるハリーの強すぎる絆も、西側脱出計画も快く思ってはいなかったのだ。しかし、そんな東側の動向を知る由もないマチスは、妻の立場を案じ、苦悩していた。

悲劇の果てに

トンネル掘りは順調に進んでいた。そしていつしか、ハリーとフリッツィの間には、仲間意識を超えた特別な感情が生まれていた。フリッツィは人目を気にしながらも定期的に恋人のハイナーと手紙のやり取りをしていたが、彼女の微妙な気持の変化は、ハイナーを不安にさせていた。そして約束の日、待ち合わせの場所へと向かうフリッツィが耳にしたのは、自分の名を呼ぶハイナーの叫び声と銃声の音だった。ハイナーはベルリンの壁を越えようとしたのだ。「動くな!」と威嚇する国境警備隊員の声をよそに、西側へと歩みを進めるハイナーに銃弾が打ち込まれる。泣き叫ぶフリッツイ。彼女の後を追いかけてきたハリーは何とか助けようとするが、フリッツィの呼びかけにも応えることなく、ハイナーは壁の向こう側で息を引き取った。
恋人を失い、絶望に打ちひしがれていたフリッツィが頼りにできるのは、いまやハリーしか残されていなかった。家で自分を待っていたハリーの姿を目にしたフリッツィは、言葉も交わさず、ただ彼を求めた。そしてハリーは、そんな彼女を受け入れるのだった。それから数時間後、フリッツィは自ら命を絶った。ハリーの発見が早かったおかげで、一命は取りとめたものの、しばらくは心も体も安静が必要だった。トンネル掘りは依然として続けられていたが、そんな中、トンネルの天井から漏水するという事態が起こる。東側のどこかの導管が破損しているらしかった。このままではトンネルが水没しかねないと、フレッドが水道局員に扮装して、うまく水道局に破損の修理をさせることに成功する。フリッツィも作業に復帰した。
当初からの予定の9ヶ月が経ち、トンネルも完成に近づいていた。東ベルリン中を網羅する秘密の通信ネットワークによって、彼らの友人や親戚たちは、西側脱出の際の集合場所を知らされた。いよいよ、世紀の脱出劇が始まろうとしていた…。


スタッフ
監督:ローランド・ズゾ・リヒター
製作:ニコ・ホフマン、アリアーネ・クランペ
脚本:ヨハンヌ・W・ベッツ
撮影:マーチィン・ランガー
編集:ヘルムート・フルス
美術:ミヒャエル・ファルツァー
装置:ベッティナ・シュミット
衣装:アストリット・カラス


キャスト
ハリー・メルヒャー:ハイノー・フェルヒ
フリードリケ・ショルツ(フリッツィ):ニコレッテ・クレビッツ
ロッテ・ローマン:アレクサンドラ・マリア・ララ
マチス・ヒラー:ゼバスチャン・コッホ
ヴィットリオ・カスタンツァ(ヴィック):マフメット・タルトゥルス
プレッド・フォン・クラウスニッツ:フェリックス・アイトナー
カロラ・ランゲンジープ:クラウディア・ミヒェルセン
ウオルター・クリューガー:ウーヴェ・コキッシュ
テオ・ローマン:ハインリッヒ・シュミーター
イナ・ローマン:サラー・クベル
ゲオルグ・ヘムリッヒ:ライナー・ゼリーン
フライフラウ・フォン・クラウスニッツ:カリン・バール



※「本ページの文章は、プレス向け資料をそのまま掲載しており、加筆はしておりません」


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