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かまち
Kamachi
2004年08月18日よりDVD発売開始
2004年3月13日より東京・池袋シネマサンシャインにてロードショー!
2004年2月28日より群馬・109シネマズ高崎にて先行ロ−ドショー





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2004年/日本/115分/カラー/ビスタサイズ/DTS-SR
配給:日本ヘラルド映画


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解説

“1日が24時間じゃ足りない!” 山田かまち――たった17年の人生を駆け抜けた、あるエナジーの軌跡

1977年8月10日、ひとつの命が天に昇った。
山田かまち。17歳。
2歳にもならないうちからスラスラと絵を描き、周りを驚かせ、
小学校の低学年で、自作の詩を母親に語り始めたスゴイやつ!
音楽に目覚めた中学時代は
ビートルズやレッド・ツェッペリン、クイーンに熱中し、
やがて恋を知って、
その思いを詩に、絵に、音楽に、夢中で表現しまくった!
“1日が24時間じゃ足りないよ!”
それが彼の口癖だった。
山田かまち。スゴイやつ! 
なのにたった17歳で、大好きなエレキギターに感電して逝ってしまった。
やりたいことをやり尽くすには、あまりに短すぎた生。
後に残ったのは1000枚を超える絵と、たくさんの詩。
やがて時が流れ、かまちに共鳴する若者たちが
後から後から現れ始めた。
こうしてかまちは現象になった。

今、かまちの人生が初めてスクリーンに甦る。


詩が動く! 絵が踊る!  BONNIE PINK(ボニー ピンク)、アナム&マキ、そしてLead・・・。音楽が「かまち」の時代を蘇らせる!

かまちを演じる谷内伸也(Lead)のナチュラルな語りにのせて、流れるようにスクリーン上に現れては消える詩の言葉。まるで実況中継するかのように、少しずつ絵が完成へと近づいていく様子を再現したシーン。エナジーあふれるかまちの作品を、紙の上の芸術から、動く芸術へと変換してみせた、これらのシーンは、本作の大きな見どころだ。

またBONNIE PINK、アナム&マキといった、若者たちの支持を得ているホットなアーティストたちが、本作のために、かまちの愛してやまなかったビートルズの楽曲“プリーズ・ミスター・ポストマン”“ツイスト・アンド・シャウト”をカヴァー。

一方、現代の場面では、望月六郎監督のアイデアでLeadがかまちの詩「嵐の日々」をラップで熱唱するという大胆な試みも行われた。もし、かまちが今、生きていたら、詩にどんな音楽をつけたのだろう? そんなわくわくするような仮定から生まれた、遊び心たっぷりのシーンである。


母・山田千鶴子さんも絶賛! かまちの人生を初めて映画化! かまちの時代と今を繋ぐ、時を超えた青春映画が誕生した!!

かまちが残した膨大な作品は、美術館や展覧会で多くの人々を集め、書籍にもなり、朗読CDにもなっている。彼を特集した情報番組も作られた。だが、かまちの人生をドラマ化したのは、実はこの映画が初めてである。

映画「かまち」は、恋をしたり、友情を育んだり、受験に悩んだりする、どこにでもいるティーンの少年としてのかまちの青春を、はじけるようなトーンで生き生きとつづってゆく。だがこの作品はそれだけでは終わらない。後半、映画が描くのは、自殺ネットなど携帯電話やパソコンを通じてコミュニケーションをとることがあたりまえとなった現代の若者たち。引きこもり、孤独が日常的に傍らに存在する彼らにとって、「かまち」はどんな意味を持ちうるのか。今も多くの若者の心を惹きつけてやまない「かまち」という現象とは何なのか。なぜ「かまち」は生き続けているのか。
かまちの時代を「かまち」とともに生きた若者たち、今という時代を「かまち」とともに生きようとする若者たち。その両者を同じ目線で捉えてみせた本作は、これまで映像化を断り続けてきたかまちの実母・山田千鶴子さんも絶賛する、時を超えた青春映画として “生”の一歩を踏み出した。



ストーリー【ネタバレの可能性あり】

1970年代半ば。群馬県高崎市の中学に通う山田かまち(谷内伸也)は、“1日が24時間じゃ足りない”が口癖だった。なにしろ詩を書き、絵も描き、音楽にも熱中しなければならないのだ。
表現したい思いがあとからあとから湧いてくるかまちにとって、一日が24時間では足りるわけがない。だが、そんな彼にも高校受験という現実がたちはだかる。
かまちはノートに決意表明を書き付ける。“ぼくは東大理三現役合格する”。そしてもう一行を書き足した。“ぼくは<ワールド>トップミュージシャンになる”。

かまちは受験に失敗する。小学校の美術の先生(田口トモロヲ)に結果を報告しに行くかまち。彼の落胆を察した先生はこう話す。
“ただの受験生は人間と競争する。だが本物の画家や詩人は神様と競争するんだ”。

浪人生活を始めたかまちは、予備校で医者志望の飯島隆と親しくなる。そしてもうひとつの出会いが彼を待っていた。彼が“白玉”と呼ぶ美少女、菅野洋子(姫野史子)。かまちは彼女への恋心を飯島に明かす。“オレにはきれいなものが必要なんだ!”。
ある日、とうとうかまちは告白する。差し出す手。“友達としてなら”。そう言って洋子はかまちの手を握り返した。それは彼にとって最高にハッピーな日であった。

20数年後。笛吹男と名乗る引きこもりの少年(中土居宏宜)が、ホームページ上で、“苦しむ日本の少年少女たち”に“アナザ・ワールド”へ行こうと誘いかけている。少年は隆の息子・俊だった。
ホームページの常連訪問者に、洋子(檀ふみ)が講師を務める塾の生徒、木下みゆき(大沢あかね)と佐山勇一(古屋敬多)がいた。みゆきは笛吹男の通信販売で手に入れた薬を飲んで倒れているところを、洋子に助けられる。回復したみゆきに、洋子は長いこと心の奥にしまいこんで忘れたつもりになっていたかまちとの思い出を語った。彼がどれほど自分を必要としてくれたか、彼がどれほど生きたいと願っていたかを。

1977年。志望校に合格した日、かまちは恋を失った。彼はバンド活動をしている中学時代の親友、浩介(鍵本輝)に会いに行く。“自信があるヤツなんていないんだから、安心しろよ”。浩介の言葉に笑顔で頷くかまち。そしてその年の夏、かまちはエレキギターの練習中に感電し、17年の命を終えることになる。

勇一が“クスリを手に入れてすごいことをしてやる”と言い残し、姿を消した。彼を捜し、若者であふれる渋谷の街を歩き続ける洋子。“生きることを生きろ!”かまちの叫びが街行く人々の頭上に降り注いでいた・・・。


スタッフ
監督:望月六郎
原作:山田千鶴子「かまちの海」
プロデューサー:小澤俊晴/石井一民
脚本:渡辺千明
撮影:今泉尚亮(J.S.C.)
照明:白石成一
美術:尾関龍生
音楽:遠藤浩二
主題歌:「GET WILD LIFE」Lead(FLIGHT A&R)
配給:日本ヘラルド映画


キャスト
谷内伸也(Lead)
古屋敬多(Lead)
鍵本 輝(Lead)
中土居 宏宜(Lead)
大沢あかね
姫野史子
清水昭博
山村美智
石原良純
北見敏之
田口トモロヲ
奥田瑛二(友情出演)
風吹ジュン
檀ふみ


※「本ページの文章は、プレス向け資料をそのまま掲載しており、加筆はしておりません」


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