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ライフ・イズ・ミラクル
Life Is A Miracle
2006年04月05日よりDVDリリース
2005年7月16日、シネスイッチ銀座他ロードショー



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紛争下、愛してはならない君に恋をした。

人生はままならないけど、
生きてるって、それだけですばらしい。




2004年/ユーゴスラビア・フランス/155分/
配給:ギャガ・コミュニケーションズ


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解説

カンヌ絶賛!!巨匠クストリッツァが贈るせつなくもあたたかい愛の賛歌


ヨーロッパの映画賞を席巻。本年度カンヌ国際映画祭審査員長にも選出された巨匠クストリッツァ、新たな「挑戦」。

『パパは出張中!』(85)と『アンダーグラウンド』(95)でカンヌ映画祭のパルムドールを2度受賞、『黒猫・白猫』ではヴェネチア映画祭銀獅子賞最優秀監督賞受賞、『アリゾナ・ドリーム』(92)ベルリン映画祭銀熊賞審査員特別賞を受賞、とヨーロッパ3大映画祭を席巻、さらには2005年のカンヌ映画祭で、栄えある審査員長に選出されたエミール・クストリッツァ。今やヨーロッパを代表する巨匠のひとりとして、ジョニー・デップをはじめとするハリウッド・スターにも人気の高い彼が、祖国旧ユーゴスラビア崩壊を背景に、せつなくもあたたかいラブストーリーに挑んだ。
 2004年のカンヌ映画祭を沸かせた『ライフ・イズ・ミラクル』の舞台は、1992年、内戦勃発直後のボスニア・ヘルツェゴビナ。主人公のルカは、セルビアとの国境に近いのどかな村で、妻と息子と共に暮らす善良な鉄道技師だ。「戦争が始まるなんて、テレビが勝手に騒いでいること」と、ノンキに鉄道の模型いじりに熱中するルカ。だが、ひとたび村に爆音が轟きはじめるや、彼も家族も紛争とは無縁でいられなくなる。最愛の息子は兵隊に取られ、都会の生活が忘れられない妻はハンガリー人のミュージシャンと駆け落ち。さらに、前線に派遣された息子は敵側の捕虜になってしまう。そんなとき、ルカのもとにやってきたのは、息子との捕虜交換要員として捕らえられたムスリム人女性のサバーハ。奇妙な同居生活を送るうち、彼女とルカのあいだには、いつしか愛が芽生えていくのだが……。

祖国旧ユーゴスラビアの混迷を背景に、独特のおおらかさとユーモアで、愛すること、生きることの素晴らしさを謳いあげる愛の賛歌

 捕虜になった息子を取り戻すためには、サバーハを手放さなければならない。息子と愛する女性。ふたつの愛のあいだで、引き裂かれる思いを味わうルカ。彼のジレンマと葛藤に焦点を当てたドラマは、ボスニア紛争中、セルビア人男性の身に起きた実話がベースになっている。「本人から話を聞いたとき、これは戦争というものを強烈に表している話だと思い、ぜひ映画化しなければと感じた」。そう語るクストリッツァは、戦争に運命を翻弄される名もなき市民の姿を通して、愛すること、生きることの過酷さと素晴らしさを同時に描き出していく。サバーハと大自然の中で愛し合う夢のような日々を過ごしたあと、捕虜交換の場に赴き、彼女を取るか息子を取るかの究極の選択を強いられるルカ。果たして彼は、どんな決断を下すのか? ルカの切なく苦しい胸のうちに寄り添うようにして物語を語り紡いでいくクストリッツァは、独特のおおらかさとユーモアを光らせ、悲劇と喜劇が混在する人生の機微を照らし出す。最後に浮かびあがってくるのは、どんなに辛く、絶望的な状況の下でも、生きて愛することができる限り、そこには希望があり、喜びがあるという力強いメッセージ。「私は人生というものの奇跡を信じている」と語るクストリッツァの思いが溢れ出る、まさに「ミラクル」なラストシーンには、誰もが深い感慨を覚えずにはいられない。

圧倒的オリジナリティを誇る映像と音楽。キャストにはクストリッツァ作品常連のベテラン勢が集結。

そんな、人間への温かなまなざしに満ちたドラマを盛り立てるのは、クストリッツァ率いるノースモーキング・オーケストラが奏でる強烈なジプシー・ブラスのサウンド。はじけるような明るさの中に、どこかもの悲しさを漂わせたその音色は、悲しみと喜びが表裏一体となった人生そのものを物語るように、強く心に響いてくる。
 また、映画を彩る牧歌的な情景も、大きな魅力のひとつだ。ルカの命を救う<聖なるロバ>を筆頭に、クマ、猫、犬、ニワトリといった動物たちが、人間の聖性と獣性を象徴的に物語っていく戯画風の作劇は、まさにクストリッツァの独壇場。ルカとサバーハの愛のステージとなる滝や雪原など、バルカン地方の豊かな四季の自然をとりいれたロケーションも、映画をいきいきと弾ませている。
 善良で心優しい主人公、ルカを演じるのは、『Do You Remember Dolly Bell?』(81)『アンダーグラウンド』に続き、本作がクストリッツァとの3度目のコンビ作となるスラヴコ・スティマチ。彼と「ロミオとジュリエット」ばりの恋に落ちるサバーハには、これが2本目の映画出演作となるナターシャ・ソラックが扮し、フレッシュな魅力を画面いっぱいにふりまいている。その他、ルカのオペラ歌手の妻ヤドランカを演じるヴェスナ・トリヴァリッチや、郵便配達のヴェーリョを演じるアレクサンダル・ベルチェクなど、脇を固める役者陣には、旧ユーゴを代表するベテラン勢が集結。さらに、息子を捕虜に取られてしまったルカを力強く励ます高潔な陸軍大尉の役で、クストリッツァの実の息子であり、ノースモーキング・オーケストラのドラマーでもあるストリボール・クストリッツァが、映画デビューを飾っているのも見逃せない。


ストーリー【ネタバレの可能性あり】

どんな絶望的なときだって、生きて愛する力があれば、きっと奇跡はやってくる。

 1992年のボスニア。セルビア人のルカ(スラブコ・スティマチ)は、セルビアとの国境に近い片田舎の村に、鉄道を引くためにやってきた技師。オペラ歌手の妻ヤドランカ(ヴェスナ・トリヴァリッチ)と、プロのサッカー選手をめざす息子のミロシュ(ブク・コスティッチ)は、村の生活に不満顔だが、ルカ本人は、のんびりしたここでの暮らしがおおいに気に入っている。今日も、仲間たちとブラスバンドの練習に励み、夜は屋根裏部屋で鉄道模型いじりに熱中するルカ。テレビでは、ボスニアのあちこちで銃撃戦が起こっていると報じられるが、ルカはいっこうに信じようとしない。
 だが、そんな彼にも、内戦と無縁ではいられなくなる日がやって来る。ミロシュの元に、ベオグラードから届いた一通の手紙。それは、心待ちにしていたサッカーチームからの勧誘ではなく、召集令状だった。「これはただの兵役じゃない、戦争よ!」と、たちまちパニックを起こすヤドランカ。いっぽう、どこまでも楽観的なルカは、「戦争はない」という友人の軍人アレクシチ(ストリボール・クストリッツァ)の言葉を信じようとする。が、ミロシュの壮行会が盛大に行われたまさにその夜、戦争は始まってしまった。
 翌朝、旅立つミロシュを見送りに行ったルカのもとには、郵便配達のヴェーリョ(アレクサンダル・ペルチェク)から、さらにショッキングなニュースがもたらされる。なんと、ヤドランカが、壮行会で出会ったハンガリー人のミュージシャンと一緒に村を出て行ってしまったというのだ。「女ってヤツは!」と悪態をつきながらも、心の奥底に解放感が広がっていくのを感じるルカ。かくして、村に爆撃の音が響き渡るなか、ルカの10数年ぶりのひとり暮らしが始まった。
 内戦の勃発と同時に鉄道が軍の管理下に入ったことから、それまでは車とトロッコの通り道でしかなかった線路にも、戦車を運ぶ車両が頻繁に行き交うようになった。それにつれ、ルカの仕事も忙しさを増していく。そんなある日、ボスニアに転属になったミロシュが、上官の好意で一晩だけ家に戻ってきた。が、結局彼は、深夜に帰宅して眠りこんでしまったルカと言葉を交わす間もなく、前線行きの列車に乗り込んでいった。
 翌日、ヴェーリョが再び悪いニュースを持ってやって来る。ミロシュが前線で捕虜になってしまったというのだ。血相を変えてアレクシチを訪ねたルカは、自分も兵隊になると志願するが、そんな彼をアレクシチは、「ミロシュの居所は必ず探す」と、優しく慰めるのだった。
 村の悪童として知られるトモが、ルカの家を訪ねてきたのは、それから数日後の雨の夜のことだった。トモに追い立てられるようにしてトラックから降り立ったのは、ムスリム人の看護士で、トモたちに人質にされたサバーハ(ナターシャ・ソラック)だった。「彼女は名家の令嬢だから、捕虜としてミロシュと交換できる」と言うトモの言葉を聞いて、サバーハを預かることに決めるルカ。おびえる彼女に紅茶を淹れてやった彼は、ぜったいに傷つけることはしないと約束したうえで、「家族に手紙で事情を知らせてくれ」と頼みこんだ。
 その日から、ルカとサバーハの奇妙な同居生活が始まった。働き者のサバーハは、家中をピカピカに磨き上げ、チーズパイまで焼いてくれる。そんな彼女に、ルカは、ヤドランカとの生活では得られなかった安らぎを感じ、とまどいを覚える。
 村が激しい砲撃にさらされた夜、ルカと共に避難所へ逃げたサバーハは、看護士としての腕をかわれて出産を手伝い、村人からおおいに感謝される。そんな彼女のことを、ますます愛しく感じるルカ。いっぽうのサバーハも、優しく紳士的なルカに離れがたい気持を抱いていた。彼の髭をあたりながら、サバーハは、これまでずっと言えなかったことを打ち明ける。それは、自分が名家の令嬢ではなく、人質として価値のない人間だということだった。その告白を聞いたルカは、ショックのあまり激怒。サバーハを置き去りにして、森の中に消えてしまう。が、サバーハに思いを残す彼は、彼女が自分の後をたどれるようにと、通り道に1枚ずつ服を脱ぎ捨てていった。行き着いたのは、ルカの父の家。そこに、裸のルカが待っていたのを見て、サバーハは大感激。いまやすべての感情を解き放ったふたりは、大自然の中で結ばれる。
 それからというもの、ルカの父の家で暮らし始めたふたりは、戦争という現実を忘れ、愛に酔いしれる幸福な日々を過ごした。それは、まるで夢のようなひととき。しかし、夢はいつまでも続かなかった。ヴェーリョからもたらされたヤドランカ帰郷の大ニュース。さらにアレクシチからは、ミロシュとサバーハの捕虜交換がまもなく実行されると告げられる。息子ミロシュを取り戻すためには、愛するサバーハを手放さなければならないのだ。ミロシュかサバーハか、苦渋の選択を突きつけられてしまったルカは・・・。


スタッフ
監督:エミール・クストリッツァ
脚本:エミール・クストリッツァ、ランコ・ボジッチ
撮影:ミシェル・アマテュー
音楽:エミール・クストリッツァ、デヤン・スパラヴァロ


キャスト
スラヴコ・スティマチ(ルカ)
ナターシャ・ソラック(サバーハ)
ヴク・コスティッチ(ミロシュ)
ヴェスナ・トリヴァリッチ(ヤドランカ)
アレクサンダー・ベルチェク(ヴェーリョ)
ストリボール・クストリッツァ(アレクシチ)



※「本ページの文章は、プレス向け資料をそのまま掲載しており、加筆はしておりません」


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