作品 トピックス
ニュース

サイトトップ
ニュース
カミングスーン
DVDリリース
ムービー
レポート
インタビュー
プレゼント
レビュー
イベント

更新履歴
リンク
このサイトについて
モバイル
オンラインショップ
STAFFによるブログ[ 聞新稽滑 ]

RSS 1.0データ [News]

RSS 1.0データ [Report]

RSS 1.0データ [Interview]

東宝ミュージックストア

ゆうばり国際ファンタス
 ティック映画祭

アニメファン

刑事(でか)まつり
つぶやきブログ









肌の隙間
2005年09月22日よりDVDリリース
2005年5月28日よりユーロスペースにてレイトロードショー



[ more photo ]


2004/カラー/77分/ビスタサイズ/R-18
配給:アルゴピクチャーズ


LINK
公式サイト
配給会社
□この作品のDVDを購入する (powerd by amazon)
この作品に関する情報をもっと探す



解説

 母ゆきこを殺害したひきこもりの少年・秀則。一緒に住んでいた自閉症の叔母・妙子は彼を連れて逃亡する。初めて世界を知った二人はいつしか関係を結び、性愛の日々が続く。しかしどこにも行き場のない妙子と秀則の心は互いにすれ違い、無為に傷つけあう。やがて二人の前に訪れるのは痛切な悲劇か、愛の奇跡か…。

 『DOG STAR』『MOON CHILD』など、最近は一般映画のフィールドでも活躍する瀬々敬久が、「映画芸術」誌2004年度ベストワンに輝いた『ユダ』に続いて放つ最新作。行き場のない男女の逃避行というシチュエーションは、瀬々の作品でたびたび描かれてきたものだが、近作の圧倒的な描写力には目を奪われる。殺人、近親相姦、暴力…。痛ましい物語が展開されるが、そこには不思議に透明感あふれる印象を受ける。主人公の二人はこの猥雑な世界に投げ出されたアダムとイブであり、ヘンゼルとグレーテルであるかのようだ。プリミティブな生と性を生きる彼らの眼に、世界はどんなふうに映るのか。いわはこの映画は、世界とその認識についての愛の寓話なのだ。

 スーパー16oからのブローアップ、全編同時録音、現実音のみで一切の映画音楽はなし。饒舌な映画が氾濫する昨今のシーンにおいて、シンプルすぎるほどに簡素化されたこの映画作りのスタイルは異彩を放つが、極限まで贅肉をそぎ落としたソリッドなえイが文体から繰り出される映像のパワーと繊細さは圧巻だ。説明的な描写は避けられ、観客は想像力を刺激されつつ、主人公たちと一緒になってさすらいに同行することになる。それはまるでワンショット、ワンシーンごとに生起するダイナミズムや役者の息遣いが克明に記録されてゆく過程を見るかのようで、ある種のドキュメンタリーにも似た興奮を覚える。そこには『トーキョー×エロティカ』『DOG STAR』など瀬々と名パートナーである斉藤幸一の撮影による美しい映像が、作品の強度に大きく貢献している。脚本は『ユダ』に続き新鋭・佐藤有記。20代の新たな才能が放つ脚本を得て、瀬々敬久の映画は新たなステージに突入した。

 主演は『花と蛇2』の不二子。自閉症で甥と近親相姦に陥るという難しい役柄を体当たりで熱演。相手役には今回がまったくのデビューとなる小谷健仁が扮し、新人らしからぬ堂々たる演技力と個性が光る。ヒロインの母親に『にっぽん昆虫記』『死に花』のベテラン・吉村実子が扮し、圧倒的な存在感を見せている。『ユダ』『きょうのできごと』の三浦誠己、『血と骨』の飯島大介、『刑務所の中』『花と蛇2』の伊藤洋二郎ら個性派のキャストは脇を固めている。

 本作は昨年12月に同ピンク映画として公開されているが、その完成度の高さが評判を呼び、このたび単館でのロードショーが決定した。


ストーリー【ネタバレの可能性あり】

 渋滞の車が並ぶ脇を縫うようにしてスクーターが通りぬけてゆく。運転する妙子(不二子)の背中には少年、秀則(小谷健仁)がしがみついている。母ゆきこを殺した甥の秀則を連れ、妙子は遠く「がいこく」を目指していた。二人が過疎化した村の古びた家を訪ねると、中から妙子の年老いた母(吉村実子)が迎え入れた。母は妙子に掴みかかり、「ゆきこではなく、おまえが死ねばよかったんだ」と泣き崩れた。
 翌朝、家を出た二人の前にアイスクリーム売り(伊藤洋二郎)が通りがかり、彼らを車に乗せてくれた。途中、立ち寄ったガソリンスタンドのテレビには妙子の指名手配写真が映し出されていた。二人を川遊びに連れ出したアイスクリーム売りは妙子に押しかかるが、彼女は秀則と一緒に逃げ出す。二人は森の中に無人の山荘を見つけ、勝手に住み着く。
 盗んだトマトを秀則の与え、その頭を洗ってやろうとする妙子は、まるで母親がわが子にしてやるかのようだった。秀則を無理やり自分の中に導こうとする妙子の顔が激痛にゆがむ。彼女は処女だった。
 秀則は家の中で小さくうずくまる妙子の腕に無数のひっかき傷を見つけ、その腕を掴む。妙子は秀則を求め、彼も抵抗することなく身をゆだねた。それから二人は数日、動物のように盗んだ食べ物で腹を満たし、欲望にまかせるままセックスを繰り返した。
 ある日、秀則は留守中の農家に忍び込むと、彼と同世代の少女の部屋で眠り込んでしまう。夕方になり、秀則は彼女が帰ってきたことに気づいて逃げ出す。その夜、秀則は自分が人を殺したのに誰も捕まえないと泣き出しそうな顔で訴えながら、妙子と愛し合った。


スタッフ
監督:瀬々敬久
企画:朝倉大介
プロデューサー:衣川仲人、森田一人、増子恭一
脚本:佐藤有記
撮影:斉藤幸一
録音:山口勉
編集:酒井正次
助監督:花村也寸志
製作:国映梶E新東宝映画梶@Vシアター135


キャスト
妙子:不二子
秀則:小谷健仁
秦野:伊藤洋三郎
浮浪者の男:飯島大介
祖母:吉村実子
ガソリンスタンドの男:三浦誠己



※「本ページの文章は、プレス向け資料をそのまま掲載しており、加筆はしておりません」


NO
CINEMA TOPICS ONLINEに関するご意見・ご質問はこちらからお願いいたします。
| プライバシーポリシー | サイトマップ | リクルート | Q & A |
© 1996-2014 CINEMA TOPICS ONLINE.